OPEN STUDIO - クモビラキ -


クモビラキ フライヤー表
クモビラキ フライヤー裏

OPEN STUDIO

クモビラキ vol.1

 

会期:2018年7月20日(金)-7月29日(日)

時間:7.20(金) 16:00-19:00

   7.21(土) 13:00-19:00

   7.22(日) 11:00-17:00

   7.23(月) 15:00-19:00

   7.27(金) 15:00-19:00

   7.28(土) 13:00-19:00

   7.29(日) 11:00-17:00

休廊:火・水・木曜日

会場:クモノス(cumonos)全館

入場無料

 

参加作家:しまだそう 西嶋みゆき 林嘉一 北浦和也 にのみやみゆ

     平林涼子 CHANCARI(大川理可)

 

 普段は美術作品制作の場として閉じられた空間である cumonos を期間限定で公開。その名も〈クモビラキ〉。

 

 制作スタジオの公開はもちろん、ゲスト作家によるcumonosでの滞在制作とその展示、ワークショップの開催など、多くの方にcumonosを開き、楽しんで頂けるお祭りのようなにOPENSTUDIOを開催いたします。

 ワークショップについてはフライヤーをご覧ください。


参加作家

◆オープンスタジオ

しまだそう/SHIMADA So

一見コラージュのように様々な図像を一つの画面に描くしまだそう。どこかで見たようでいて、よく知らない世界を提示する。今回はスタジオ公開と同時に今後の展開を予感させるドローイングや過去作を総観する。

 

近頃、絵の保管場所に困り果てておりましたので、家の前の四畳程の敷地に物置を造っておりました。昨年の改装時に捨てそびれ、山積みになっていた廃材を利用し、どうにか倉庫らしくなりました。ゴミと素材の分別もつかぬままに”新しい生活”を組み上げる日々であります。

 

1983年   大阪府生まれ 2018 第9回 清須市はるひ絵画トリエンナーレ  優秀賞

    第7回 山本鼎版画大賞展  入選

2017年   シェル美術賞2017 (2016,2012,2011,2010) 入選

    第85回 日本版画協会展 入選 京展(版画部門)(洋画部門) 入選

    まどかぴあ版画ビエンナーレ 入選 2015 YOUNG ART TAIPEI/AWORD 2015 ベスト5ノミネート

2012年   ゴールデンコンペティション2012 優秀賞

他、個展、グループ展多数

 

web site : www.shimada-so.com

instagram : shimada_so

twitter : sochin1


西嶋みゆき/NISHIJIMA Miyuki

金魚やマッチの灯、人形、折り紙などをモチーフに、版画と異素材を組み合わせて独自の質感も持つ作品制作をしている。今回はスタジオ公開と同時にこれまでの作品にも使用されている版を使った新作展示や、ワークショップを行う。

 

「一つの版から色を変え紙を変え繰り返し摺ることで、金魚たちを様々な形に生まれ変わらせ続ける。そうすることで儚きものゆえの寂しさの在り処や祈りについて考えていきたい。」

 

2017年   HANARART2017 /奈良・吉野町国栖

    金魚美抄 /石川・金沢21世紀美術館市民ギャラリーA

2016年 『ゆめゆめかみおり』 /大阪・2kwgallery

    『おもいでるうち』 /京都・galleryDENmym青い家

   岩美現代美術展 招聘 /鳥取・studio652(旧岩美病院)

2015年   御堂筋そぞろ歩きアート展 /大阪・三井住友銀行備後町支店

2014年 『たまおくりのはて』(HANARART2014)/奈良・柳花簾、さくら舎ほか

2013年   HANARART2013 /奈良・大和郡山市内

    『うつせみのかがみ』 /大阪・橘画廊

2012年   京展 /京都・京都市美術館

2006年   京展 須田賞受賞/京都・京都市美術館

ほか展覧会・海外アートフェアなど多数

 

web site : https://miyuki-nishijima.jimdo.com/

 


◆滞在制作成果展示

林 嘉一/HAYASHI Yoshikazu

当初から一貫してステイニング技法に徹し制作している林嘉一さん。
今回クモノス 2F cumonomaにて滞在制作をしていただきます。作家初の試みとしてキャンバス以外の新作も登場予定。ここでしか見られない作品です。お見逃しなく。

 

色には力があります。特別な話ではありません。服を買う時、本やCDをジャケ買いする時、思わず景色を撮る時、料理を美味しそう

だと思った時、その一部では意識的にか無意識にか色により心動かされています。

色が重なり合ったり、組み合わさったりするだけで心が動く。

僕がやりたい事はたったそれだけの事なのです。

 

個展

2003年 Oギャラリーeyes(大阪)(~’06)

2006年 Gallery Den(大阪)(~’08)

2010年 2kw Gallery(大阪)(~’15)

2015年 Gallery Den mym(京都)

 

主なグループ展

2011年 2kw変電所計画(2kw Gallery、大阪)

2013年 worldmaking(2kw Gallery、大阪)

2015年 下町芸術祭 (新長田エリア、兵庫)

 

受賞

シェル美術賞展2004 尾崎信一郎審査員奨励賞


北浦和也/KITAURA Kazuya

木彫作家。

1983年大阪生まれ。

 

主に木を用い、木の彫跡の無骨さと共存するポップな色彩、ユーモアに富んだ独自のモチーフが、見る人を思わず微笑まずにはいられないキボリ作品を制作しています。

今回はクモノスの大黒柱を木彫作品として制作します。

 

instagram : kitaurara

web site : http://kazdose.com/index.html


にのみや みゆ/NINOMIYA Miyu

2018年 近畿大学文芸学部卒
大学でシルクスクリーンを学び、卒業したばかりのNINOMIYA Miyu。
彼女が描く世界は一見「かわいさ」を見せながらも、登場する少女たちは無表情で何かに抗おうとしている。今回、滞在制作を行い、3階uwanosoraの2部屋全体を、彼女の中にいる「少女」の住処に鑑賞者が入り込めるインスタレーションに変える。
私の中に住む少女たち。
女の子の心にはこの子たちが住んでいると思っています。楽しく静かにひっそりと。
そんな女の子の住処をつくりました。

 

instagram : zerimyu


展示販売

平林涼子/HIRABAYASHI Ryoko

1988年 生まれ

 

現実と夢の狭間のような少女たちを感じさせる作品やアクセサリーを制作し、その世界観にファンも多い平林涼子。
シルクスクリーンや鏡、ガラスなどの素材に、描かれた線と線、映り込む顔や風景が重層的なハーモニーを紡ぎ、世の儚さや夢想の世界をあらわにする。ガラスにルーターで一つ一つ描かれた美しい線と光のリフレクションで見る度異なる表情・質感を是非間近でご覧下さい。

 

少女の儚さや夢想の世界を表現。鏡やガラスを使いアクセサリーなども手がける。

 

instagram : piccoler

web site : https://ryoko-h.jimdo.com/

 


CHANCARI(大川理可)

『器の◯△□』というコンセプトで器ともオブジェともとれるような陶芸作品を制作しているCHANCARI。古典絵画を引用した底のない器や、イッチンを使って作られたプリミティブなカラフルカップなど、なんだか気になる「かたち」がそこに現れる。是非手に取って味わってみて下さい。

 

最近は、「器の○△□」というタイトルで作品作りを行っています。

「○△□」はとくに読み方はないので、そのまま「まる・さんかく・しかく」、または三文字くらいの「かたち」のようにちょうどいい言葉を当てはめてください。

器ものなのでぜひ使ってみてほしいです。

 

略歴

2012年 近畿大学文芸学部芸術学科 卒業

2015年 和歌山大学大学院教育学研究科 修了

 

作品歴

2012年 京展 入選

2013年 播磨・工芸ビエンナーレ 入選

2015年 京展 入選

     全関西美術展 入選

     姫路市美術展 姫路市文化国際交流財団賞

2016年 姫路市美術展 第70回記念賞

 

instagram : rika.okawa2017