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3月展開催展覧会の一部作品を引き続きONLINE SHOPで販売しております。

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次回開催展覧会

「小野潤一 個展」「深川未貴 個展」「山本駿平 個展」

6月15日START


小野 潤一 展【ぼうしの日曜日】

 このたびcumonosでは、2021年以来2度目となる小野 潤一による個展【ぼうしの日曜日】を開催致します。

 小野は、長らく樹脂や石膏などの素材を用いてどこかの物語のかけらを描くような立体・半立体的な作品を作り続けています。独自の素材感も相まってたおやかな表情でこちらへ語りかけてくるような作品は、その周りの空気と共に観る者を作品の世界へ惹き込んでくれます。

 今展では、近年取り組んでいる木の素材を用いて、壁面から作品の主人公が飛び出すような軽やかな展示となりそうです。ぜひ会場で小野の描くイメージの世界に包まれて頂けたら幸いです。/cumonos

 

 

小野 潤一 展【ぼうしの日曜日】

会期:2024年6月15日(土)〜6月30日(日)

休廊:火・水・木

時間:土・日曜日13:00-19:00    

   月・金曜日13:00-18:00

会場:cumonos(クモノス)3F uwanosora    大阪市鶴見区今津南3−1−14

入場無料

 

人や動物の姿に興味を持っていますが、その存在感というより わずかに感じる気配のようなものを近くに感じていたいです。

物語の断片のようなもの、またはありふれた日常など そのイメージはさまざまです。

ふと目に入った瞬間に和んだり、落ち着いたり、ときめいたりする 心の動きが好きなので、そこにそっといてくれて佇んでいる何かに なればと思っています。

自分には個性が強く、いままであまり作品素材に使ってこなかった 木を最近は使ってみています。その木肌の温もりや木目の美しさが 喜びをくれています。 /小野 潤一  

 

《略歴》

小野 潤一 / Junichi ONO

1979年 大阪府生まれ

2005年 大阪芸術大学 大学院修了  

【個展】

2006年 gallery Den / 大阪 (`08)

2010年 2kw gallery58 / 大阪(`12.`13.`14)

2016年「砂がみていた夢」 2kw gallery / 大阪 2017年「夜と朝をつなぐ本」 不二画廊horyuji / 奈良

2017年「かたちの扉」 La foresta 南河内林業総合センター / 大阪

2020年「忘れかけた伝言」 cumonos GALLERY / 大阪

2021年「おやすみの足おと」 ギャラリー白3 / 大阪 2022年「memory game」 GAMOYON Gallery / 大阪

【グループ展】

2022年 cumonos collaboration クモノスライド -extra edition-  maruroom / 奈良

2023年「Drawing in my room 3」GAMOYON Gallery / 大阪

2023年「或る日、何処かの」gallery morning / 京都

など

 



深川 未貴 個展【ライフ・イン・石引】

 この度cumonosでは初めてとなる深川未貴による個展【ライフ・イン・石引】を開催いたします。

 深川未貴は、2019年に嵯峨美術短期大学専攻科洋画コースを卒業後、2021年に京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程を修了し、福井、大阪、京都などで個展やグループ展を重ねて現在は石川県に身を置きながら制作を続けています。

 深川は、自身の生活の中で目に留めたものの捉え難いが気になる形たちが、「何」であるかという手前にあるイメージそのものについて、絵画、粘土、新聞紙、ボンドなどを用いて表現を試みています。そこでは、一つの事象をきっかけに深川が巡らせた様々なイメージや言葉(文字)の線が踊り混ざり合い刻まれていくようです。それらは平面とも立体とも言い難い何であるかという表象をもはや遠ざけるような特異な存在感としてそこに現れます。

 今展では、深川自身が現在身を置く金沢市石引での生活の中で見過ごすことの出来なかったモチーフから制作された作品で構成されます。深川の独自の世界観をぜひご高覧頂けましたら幸いです。 /cumonos

  

深川 未貴 個展【ライフ・イン・石引】

 会期:2024年6月15日(土)〜6月30日(日)

 休廊:火・水・木

 時間:土・日曜日13:00-19:00

    月・金曜日13:00-18:00

 会場:cumonos(クモノス)2F cumonoma

   大阪市鶴見区今津南3−1−14

 入場無料

 

 

2023年の春、石川県金沢市石引に移住してみた。ここでの生活の中で、見つけたものがある。近所の「ライフ・イン・石引」という名前のアパートの前に捨ててある、気味の悪い全身鏡、バスで見かけた男の子のこと、近所に咲くもりもりしたカシワバアジサイなど、ここでの暮らしとともに、気になるものに出会ってきた。

今、それらを形に残したいと強く感じている。形になったものたちは、一人暮らしの私の部屋と、このまちを繋いでくれる。  /深川 未貴

 

 

《略歴》

深川未貴/Fukagawa Miki

1996年 福井県生まれ

2019年 嵯峨美術短期大学 専攻科 洋画コース卒業

2021年 京都市立芸術大学 大学院 美術研究科 修士課程修了

2023年から、石川県金沢市石引で生活中。

 

【個展】

2023年 みどりのトーダイ (GALLERY MoMo Roppongi・東京 )

2022年 深川未貴展 ( 福井銀行本店ギャラリー・福井 )

2018年 深川未貴展 (O ギャラリー eyes・大阪 ) ほか

【グループ展】

2023年 満ちている空き地(アトリエみつしま・京都)

2023年 カチュウ ( 嵯峨美術大学・京都 )

2020年 New-laid eggs vol.3(GALLERY MoMo Ryogoku・東京 ) ほか

【受賞歴】

2021 京都市立芸術大学作品展2020、大学院市長賞 ( 作品買い上げ )

2019 第 30 回美浜美術展、大賞

2018 シェル美術賞展 学生特別賞 受賞

【パブリックコレクション】

京都市立芸術大学

 

・ステートメント 

たまに、いいものを見つけるときがある。

それはぽつんと存在しているので、真っすぐに私の目に入ってくる。

そして、元々どういった名称や機能だったかがどうでもよくなるような、

形自体が自立した生き物のようなものに感じる。

 

でもそれは、私にだけそう見えているのかもしれないし、

日が経ったら忘れてしまうかもしれないので、

出会った状態に近い形を作り、実在させようと試みている。

 

 



山本 駿平 個展【 0の接近遭遇 】

 この度cumonosでは山本駿平による初個展【0の接近遭遇】を開催致します。

 
現在も近畿大学で学びながら学外での発表も精力的に行なっている山本の絵画では、ありそうな風景や静物を土台に何かの気配を察したその瞬間のような光景が現れます。様々なメディアから得られたインスピレーションを元に描かれた作品たちをぜひご高覧頂ければ幸いです。 /cumonos

 

 

山本 駿平 個展【 0の接近遭遇 】

 会期:2024年6月15日(土)〜6月30日(日)

 休廊:火・水・木

 時間:土・日曜日13:00-19:00

    月・金曜日13:00-18:00

 会場:cumonos(クモノス)1F    

    cumonostudiogallery

    大阪市鶴見区今津南3−1−14

入場無料

 

本展はアイギャラリー学生アートコンペ2022 cumonos奨励賞 副賞による開催です

 

 

◆接近遭遇(せっきんそうぐう、英: Close encounter) 空飛ぶ円盤(未確認飛行物体)とその関係のものとの目撃、接触。天文学者でありアメリカ空軍とのUFO調査計画に参画したジョーゼフ・アレン・ハイネック博士の1972年の書籍、The UFO Experience: A Scientific Inquiry(邦訳『UFOとの遭遇』 南山宏訳、大陸書房、1978)での分類による。 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

映画や小説、アニメーション、漫画、音楽など他作品から得る様々な感覚を起点にして、ここではないどこかのイメージをキャンバスと絵の具を用い出力しつつ、絵がその色や形、材質を認識される前に表象する得体のしれないまぼろしについて考えながら制作している。 /山本 駿平

 

《略歴》

山本 駿平/Yamamoto Shumpei  

 2001年 兵庫県生まれ

 現在近畿大学文芸学部芸術学科在籍中

【主な展覧会歴】

2023年

・FACE展 2023(SOMPO美術館 / 東京)

・第97回国展 絵画部企画展示「新しい眼」(国立新美術館 / 東京)

・関西美術大学選抜展(高島屋大阪店 / 大阪)

・二人展「静かな波を走らせて」(Calo Bookshop and Cafe / 大阪)

2022年

・グループ展「4/4 ヨンブンノヨン」(89画廊 / 大阪)

・グループ展「線、ゆらゆら」(ai2 gallery / 大阪)

・アイギャラリー学生アートコンペ2022(アイギャラリー / 大阪)  

【受賞歴】

2022 アイギャラリー学生アートコンペ2022/cumonos奨励賞

2023 FACE2023/入選



cumonos作家情報

西嶋 みゆき 展【 か ら を み つ 】

NISHIJIMA MIYUKI SOLO EXHIBITION
NISHIJIMA MIYUKI SOLO EXHIBITION

 cumonosの西嶋みゆきが大阪市内のGAMOYON galleryでの2度目の個展を開催致します。

 長らく続けている金魚をモチーフにした木版画を用いて、近年制作している「うつわ」としての壺が重なるシリーズの新作を展開致します。

 長年金魚の群れを描いた一枚の版木を用いて異なる色彩や素材に摺られた複数の版画を組み合わせて制作してきた西嶋。

 西嶋の作品は、まるで金魚を養殖するかのように生み出し同じ版木から生まれた版画を用いることによって作品同士が兄弟姉妹のようでもあり、小さな魚が群れになることで大きな存在感を出そうとするように複数の版画を多数組み合わせることで色彩豊かな大作を制作することでその強度を増そうと試みている。

 しかしその中で描かれるのは、時に飾られるだけの空っぽの器であったり、時にマスゲームの駒としての踊り子であったりとどこか空虚さを孕んだものたちでもある。華やかさの裏で見え難くなっているものたちへも目を向け、それらを版画というメディアを通して静かに作品として制作する西嶋の新作による展覧会となります、ぜひご高覧頂けましたら幸いです。

 

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西嶋 みゆき 展 『からをみつ』

会期:2024年5月17日(金)ー5月27日(月)

時間:12-19時(最終日は17時まで)

休廊:火・水・木

会場:GAMOYON gallery

   〒536 - 0004

   大阪市城東区今福西 1 - 3 - 23

WEB:https://gamoyon-gallery.com/

Tel : 06 - 6599 - 9405


最寄り:地下鉄 長堀鶴見緑地線、今里筋線 蒲生四丁目駅3番出口より徒歩 5分
またはJR 鴫野駅より徒歩10分
または大阪シティバス 蒲生四丁目[東]バス停より徒歩5分